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仕事人。
元締めのぱにーニィから「さと、シゴトだぜ」
「あいよッ」


依頼の内容は、持ち主が鍵を紛失して以来四年近く、誰も足を踏み入れたことのないお部屋へ立ち入り、お掃除すること。
依頼人は持ち主の夫。


火曜日の夜のレメロンを抜いてみたらなんとか起きられたので、翌日、初仕事にでかけました。


認知症があるご本人がデイサービスにお出かけの間に、ご主人立ち会いのもと、ぱにーニィが鍵をネジごと撤去。
いろんな落下物が引っかかって開かなくなっていたガラガラ戸の隙間から入り込み、落下物たちを傘の柄で手繰り寄せて開けるのはさとこの役目。久々にフロンティアスピリットが騒ぎます。
禁断のお部屋に、久々に屋外の風が通りました。


当然、室内はねずこや虫さん達のパラダイスと化しているので、荷物を外に出しては仕分けの繰り返し。

17時にはご本人が帰宅されるから、それまでに切り上げなくては!


洗濯したら着られる衣類と、消毒すれば使える食器等は持ち帰って整理です。
初日の四時間で、ねずこのウンコと足跡まみれのゴミは1ダース以上。


この日はライブを観に行く日だったから、帰ってすぐに洗い物や消毒に取りかかり、ライブ後に再開。
3時に切り上げて一段落。



そして日曜日。
お天気が良いので、おシゴト二回目に行くことになりました。


翌日からは雨続きの天気予報。
依頼人がご高齢だから、寒い日に長時間立ち会っていただくのはお気の毒ですからね。


日曜日で車が多いだろうから、下道を避け高速を飛ばします。

前回の多量のゴミは、市の処理場に持ち込むつもりでしたが、なんと、依頼人が収集日に出したよと。
ど、どうやって?
「ゴミ置き場から一列に並べたら、みんな伝って回収してくれたわ。わっはっは」

ヘンゼルとグレーテルのパン状態?
想像してニンマリ。


今回はゴミは前回の半分。

奥様が漬けられたらっきょうの甕も出てきました。
蓋が重いので、何者も入った形跡がない。新しくラップを張り替えて台所に運びます。


依頼人、飴色になったらっきょうを見て「古いものは柔らかくて美味いですわ」と嬉しそう。
多分、奥様は、今後、漬けることはないだろうから、保存状態がいいとうれしいな~。

床に山積みだった荷物を運び出した後は、依頼人が健康を害さず、ある程度安心して入れる状態までお掃除しちゃいます。

畳には、乾いた梅の種が点在。
どの種も端っこをかじって中の実がぼじくりだしてあって、ちょっと微笑ましい。

「いやぁ、すんませんなあ、ねずみが悪さして」と依頼人。
いえいえ。わたしも自分がねずこだったら、「俺のパラダイスにみんなを招待するぜ」と友達を連れてくるに決まってますから。

大叔母姉妹が二人住まいしていた母の実家とか、こんな感じだったなーと、懐しく思い出します。


そして、ヤカンの蓋を開けたら、ゴキブリさん達の影だけが、優雅な触角のてっぺんまで見事に写り込んでいて、三葉虫の化石を発見したような感動。
どんなしたら、こんな、芸術作品ができるわけ?

ぱにーニィ、硬直。
さとこ、うっとり。


とーびーらー(ゴキブリさん)も殺せないぱにーニィ、「ねずこの駆除とかは、ワン、出来んで。」

ダイジョブ。元締めが手を下さなくても、コロシはこの冷酷無比なさとこが引き受けますぜ。


今回も、使えそうな布類や食器は持ち帰って消毒してから返却するために、軽バンさとこ号へ。


返却したら、おシゴトは一旦終了です。

なんと、時給2千円+アルファの高収入となりました。


気が大きくなり、帰りに業務スーパーではてるまへのお土産を多量買い。
お仕事より、久々の買い物の興奮で疲労(笑)
おかげで、生協の注文が少なくてすみました。
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[2013/11/27 23:04] | ・仕事人 チームらすからーず | page top
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