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さとこと二人の師匠。2⃣ 
古典音楽と沖縄民謡のY先生から、

沖縄に来る旅費を浮かせて、
スカイプでお稽古を受けなさいと提案いただきました。


内地の門下生さんはみんな、その方式なんです。


すかいぷかー。


先生にしょっちゅうお会いできるのはうれしいけど、

さとこは、肉声でないと理解しにくい。


電話とか、テレビとか、内容を飲み込むのに時間がかかるので、
同時に何かを行う場合、大いに混乱いたします。


そして、1時間もしないうちに、頭と目と耳が痛くなる。


機械を通した声は、ノイズに混じってしまって、
ふるいにかけてから脳内変換するのが大変なのです。


だいたい、さとこ、アパート住まいだから、
楽器、鳴らせないのよね。


以前、お二階住民さんから床ドンされて、
昼間は聞こえないと思っていたからビックリでした。


それ以来、空き室になったときしか弾いてません。


いつもは、軽バンさとこ号の中で、車中練習やってますのよ。





さて、12月にライブさせていただいた時の事、
さとこのもう一人のシショーが見に来てくださっていたのです。


こっちのシショーには、長持ち唄を教えていただきはじめて、3年目に入りました。

公民館活動カラオケ教室の先生デス。


シショー、民謡保存会に所属しておられるのですが

声の伸びが際立っているし、発想が斬新だし、
ステージ上で場の呼吸をつかみ、臨機応変に対応もできる大物だから、

正当派の世界では煙たがられる存在。


筝の先生が、同じ流派の師範方からはじき出されていて、古典の考えの古さを痛感したけど、

新しい風を入れることに難色を示すのは、どこの世界でも同じのようでして。


正調より魅力がある人は、それよりも上の資格は取れないのです。


シショーの肩書自体は小さめでも、あちこちからひっぱりだこで、
幾つものホテルのステージや演芸館や、豪華客船のウェルカムやフェアウェルのショーを掛け持ちして飛び回っている、完全なるプロ。


さとこはそんなシショーが自慢だし、大好きなのですが…。



ライブの片づけが終わったころ、
「もう帰ったー?呑みにこない?」


シショー行きつけのお店が、そのライブハウスから近いのです。


おっ、お小言だよ! Σ(゚д゚lll)

しっぽを足の間に挟んで、
ぱにーニィやぴよ子さんに伴われて審判を受けに向うさとこでありました。





そして…


案の定、けちょんけちょんでございました。


身構えて立ち向かったんだけど、
その日のさとこにはもう、踏ん張って立っているだけの気力が残っておりませんで。


「中途半端に訛っていて、変。
低音が出てないし、高音も出し切れてない。
ステージの構成が悪い。
お客様は一生に一回の出会いなのに、参加型の選曲がない。」等々。


シショーに聞いていただいたのは、今回が三回目。


1回目は、高齢者お食事会で演奏しろとの、前夜、突然の無茶振り。

2回目は自治会の夏祭り。
当日、パーカッションが高熱で倒れて到着せず、1時間前に選曲をがらりと変更。
あんときゃ、チョー焦りました。


その都度、ダメ出しはされていたけど、
その時のアドバイスとは、今回は真逆のコメントに、
さとこ大混乱。


どうしたらいいんだろう。


とおるちゃんが迎えに来てくれたときに、
グソー(あの世)で、
「まァまァ、皆さん、どーもどーも、初めまして。
家内です。
夫が懇意にしていただきまして、お近づきのご挨拶に一曲~」
ってのを目標に、
さとこは細々と唄三線を続けているのですが、

とおるちゃんをガッカリさせるなら、意味ないもんね。


もともと所属している、お客様参加型の方のバンドではできない曲のために、ぱにーニィが新たに企画してくれたユニット。

シショーと沖縄料理屋さんで呑んだ時には、「あんたたちは、オリジナルのそのスタイルでいいんだよ」と言われていたのですが。





自分への失望感で、全く生き抜く意欲をうしなっていたさとこ、
先日の公民館新年会でも、隣席のシショーの顔を見れないでいたら…

シショー 「今年は長持ち唄を完成させましょう。
アタシ、あんとき、なんかいじわる言った?」


イエイエ。
いじわるなんじゃなくて、ほとほと自分がダメだなーと。


シショー 「酔っ払い(←自分)の言うことなんか、間に受けず忘れなさい。
良かったよー。笛が。」


…シショー。

あの、なぐさめになってませんけど。


シショー 「アタシもね、今、津軽やってるけど、一回も行ったことないのよ。
極めるのなら、それじゃ、イカンなと。
やっぱり、津軽やるには、最低でも、津軽に一年ぐらい住まないと」


でもシショーは議員さんだし、
ステージあるから無理だはず。


さとこだって、沖縄住んでみたいっすよ。

中学校で習った英語の「I am Tom Brown. 」も発音できないのに、
今更、沖縄の言葉が喋れるわけ、ないもん。

一年暮らしたら、ちょっと話せるようになるのかな。


現実問題として、何か対策を講じないと。


スカイプで唄三線のお稽古を受けるか、
唄三線やめて笛を練習するか。



…やっぱ、沖縄に体験入学か?


とおるちゃん没後、人生の第四コーナーを回った後の最後の直線を
ぽっくりぽっくり歩きながら、

那覇空港でスキップしている自分の姿を妄想する

夢見るおばァ、さとこでありました。

首里金城の大アカギ
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[2017/01/18 23:07] | ・明日のために、その壱。 | page top
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