ぼけち?
干物になるんじゃないかと思うほど暑かった日の翌朝。


目が覚めたらぱにーニィんちだった。

あれれっ?


ぱにーニィの話では、「うちのほうが涼しいから、夕べ連れて帰ったよ」なのだそうだ。


ふーん?
ボリボリと首をかいたら、ぬるりと赤いものが指についてビックリ


鏡見て、それが血らしいのを知って2度ビックリ


さとこ、
久々にブラッディな事件を起こしたらしい


腕や首に、アロエ軟膏が塗ったくってあった

やらかした


なんだなんだ。なにがあった


ぱにーニィが、「あなた、きのう、イッパイイッパイだったから、
きっと、こんなしてこんなして、こんなんなったんでしょ」と
切る真似をしてみせた


覚えているような、いないような…


ぱにーニィ 「ぼけち?(認知症状出現か?)」


ハイ、さとこのノーミソはスカスカですから


もともと少なくなってる脳細胞、
この暑さじゃ、さらに死滅するわよ


「さとやん、これでまた公衆浴場には行かれなくなったね」

あっ。なんてこった。


ネギ社での出荷のお仕事を始めて1年。

カッティングはきっぱり卒業したつもりで

体のあちこちにこさえていたかつての縞模様は
ほとんど目立たなくなっていたのに。


銭湯の「入れ墨の方ご遠慮ください」の看板もへっちゃら気分だったが。


…無念アル。


そして、その日、
ネギ社から会社稼働のお知らせもあった。


ひゃー。大変だ

汗が沁みるこの縞模様、なんとか隠さなきゃ





気温37℃とか38℃とかなんで


台所の冷蔵庫の側面があっつあつで
室温はさらに上昇


吸う空気が体温より高いと
息ができている実感がないもんですね


じっとしていると汗が噴き出るので

暑いのよ
ツボ押しグッズの『指圧グリグリ』に氷枕ぶら下げて後ろ首クーリングの図。


介護畑のお仕事辞めててよかったわ~


こんな殺人的な気温だと

自分が担当する独居さんや高齢者世帯さんが心配で

休日も夜も
おちおち休んでなんかいられない


たまーに朝方30℃とかだと
「おお!涼しいじゃん♫」って
エアコン切って車窓全開で走れちゃう。


日中は、ワイパーのゴムも溶けそうですよ





さて、ネギ社。


8月のお盆後から出勤しておりますが。


畑の苗を枯らしてしまったとかで

出荷ピークを7~9月に予定していたのが
9~11月にずれ込んでいます。


損失が大きくて、社長さん大変だなあ。


今の畑のおネギはエースとかって品種と聞いたような。


柔らかくて水気たっぷりなので
モンペの膝がずぶ濡れになります。


この暑さでおネギが溶けるのと、
『菌核』という伝染病が、お彼岸の時期に向けて拡大するのとの競争で出荷します


畑に植わっている時点で腐って商品にならないのが大半らしいし、

出荷後にも腐り続けるから
返品されちゃって

でも、打つ手がない


卸値が46%増しってニュースで言ってたから
採算が合うといいけれど。



ぱにーニィは、ズボンが濡れるのが嫌で、
この暑いのにナイロンヤッケを重ね着しやがっていて

自分では暑さに気づいてないので

熱中症でいつ倒れるかと、
それだけでもさとこはヒヤヒヤなんですが


それにも増して
畑管理の人が危険。


砂が焼けて裸足で歩けないような畑で、黙々と収穫しているわけで

赤黒い顔で、頭に陽炎を立ち昇らせながら帰ってくる


て言うか、丸坊主なのに帽子も被らんのは
マズイんじゃないのかな


…死人が出ないことを祈るのみです。


さとこたち、選別・根切り・皮剥きチームには
扇風機や冷風扇がありますが、

冷風扇は、粉砕したネギの皮と砂がフィルターに詰まって、毎日お掃除しないと全然効きません。


汗が目に入ってゴーグルが曇るし
マスクもびっしょり、窒息状態。


リーダーが気を利かして
今までは午前午後に休憩が1回ずつだったのを
二回ずつに増やしてくれた


しっかり水分を摂りなさいって。


みんなでアイスキャンディーを食べる一瞬が、パラダイスです。


お昼休憩は車中で水分と塩分を補給してますが

車中メシ

ぱにーニィが、差し入れ買ってきてくれまして。

大好きなパンの耳とサルサソース。


明日からは
パン耳にサルサソースがついてゴージャスですわ♡
  ↓
死ぬ前に食べたいサルサソース



カップ付きTシャツのカップの分厚いウレタンに
ネギ臭が吸着して
洗っても洗ってもにおいが抜けない。


クーラーかけてないと、体温が目に沁みるぐらい臭いのよね。


ぱにーニィに
「さとこ、酸い臭い(すいくさい)でしょ。ごめんね」って言ったら


「笑わしてくれるじゃねえか
ワンの足の、筋金入りの臭さにくらべたら
おめーの臭さなんか、まだクチバシの黄色いヒヨッコもいいとこだわ」


それって、もしかしてもしかして

ぱにーニィとさとこふたりあわせたら
行く先々で誰もが逃げ出したくなるぐらいの臭気を発してるってこと?
 



無事にお仕事を終えた帰りに、里に寄ってみた


母、生きとるかー


里の母、ちょうどお風呂から上がったところで、返事があった。
「生きちょるぞー」


足が痛くて歩けないこともあるが
今日は大丈夫そうだ


「体洗う長いタオル、あんたにも買っておいたよ」
って渡されたけど


…これ?
  ↓
母推薦の健康タオル

「あんた堅いやつ好いとるけん」


や、まぁ確かにそうだけど


近年は、絹好きのぱにーニィに感化されて
ナイロンタワシは卒業したけど


…こ、これ?
  ↓
2メートルの健康タオル


ぱにーニィ、これ見て仰天。

「お母さん、ぼけち?」


里の母 なんと、義姉にも使わせたそうで
「お姉ちゃんは痛ていけんだって」


ぱにーニィ 「お母さん、至ってぼけちない。むしろ活性化しちる? とんちがきいている? 」


どれぐらいのサイズに切って使うのか、再度確認してみた


里の母 「そのまんま。お母さん、それにヘチマ入れて使っとるけどいいよ~
長すぎたら、真ん中にタックとると太くなってあたりが良くなるよ~」


そ、そーなの~。


体の縞模様の、新しいかさぶたが取れてから使ってみましたけどね


1×2メートルのネット、非力なさとこの手には余り、
巻きつかれてあたふた。


わざわざタックとってまで使うかどうかは、
もうちょっと体力ついてから考えましょう。


母、ほんとに、…ぼけちないよね?

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[2017/09/09 23:35] | ・チームらすからーず、ねぎの皮も剥きます | page top
おネギと仲良くなって一年。
ネギんちゅ(ネギ人)始めて一年。

夏ネギ2


夏ネギ・冬ネギ・春ネギをざっと体験し
また夏ネギの季節になりました。


6時にぱにーニィんちに迎えに行き

いつもの通り、ぱにーニィが4つ足歩行から現代人へ進化するのを待つ。

ヒトの進化


片道20km。

途中、24時間の業務スーパーでトイレ借りておにぎり買って
7時半にネギ社へ到着しますと。


つばめさんが、ドアを開けてもらうの待ってますよ。

開けてください


つばめさん、こんな不便そうな場所にまで巣を作ろうと一生懸命。

こんなん見つけて


作り始めては撤去される繰り返しなのに。

マイホーム建設中

夜や祭日はシャッター降りちゃうし

出荷するおネギに糞が落ちては流通させられないので
ここに巣は作れません。

ごめんなさいね。




ねぎぼうずが出ちゃって九割捨てないといけなかった畑が終わり、

今、収穫している畑のおネギは

先輩方が口々に「わが社でこんなのは珍しい」というぐらい良質なおネギで
ネギ社の出荷は、今のところ順調らしいです。


おネギ、病気の種類も幾つもあることを教わりました。

ベト病、あかさび病、菌核病、軟腐病、萎凋(いちょう)病。


鼻がいいひとは、においで病気をかぎ分けるらしいです。

さすがプロは違うな~





お昼休憩。

お昼ご飯

ラスカル号の中で食べるぱにーニィとさとこのお昼は、
朝買ったおにぎりと、胡瓜だったりトマトだったり。

車中おひるごはん


ネギ社の泥がつばめさんのマイホーム作りに大人気で
いつも数組のカップルが泥や枯れ草を集めに来てますよ。

巣作り


胡瓜をぼりぼりかじりながら
目に前でつばめさんやすずめさんを眺められるのは
とっても贅沢です。


さあ、午後のお仕事開始ですよ。

サイズごとに分類


太いのから、2L、L、L4、M。


いちばん太いのが2L。 

高額で取引されるものほど審査が厳しくて
2Lは、1本あたり170gで太さが2cmないといけないんだけど

お天気模様や夜露の含水量でも変化するから難しいですね。


Lは、315g以上で3本一組サイズ。

やや太めがL4で、300g以上で、4本一組のサイズです。

Mは、5本~8本束になって売ってるやつ。

太くても細くても、葉っぱの枚数が基準に満たないのがA。


そして、
どんなに立派なおネギであっても、姿が美しくないと商品としては欠陥品。

まっすぐ置いて、2cm以上曲がったものは、『優』でございます。


余談ですが
腰が悪いぱにーニィ、17時に終わったときには
『優』になってますよ。


ぱにーニィ 「優なんかじゃないよ!まっすぐだよ!」


だって、ほら。

家電量販店に寄ったときも、歩きぶりが…

2cm以上の曲がりは優。 2cm以上の曲がりは優。・2


ぱにーニィ、どっからみても優だよ。

シャツも緑色だし。




お仕事終わったときには
まだ元気が残ってるつもりで

ラーメン食べて買い物にだって行けるもんって思うぐらい強気なんだけど


帰り道途中で、突然バッテリー切れになり
足を持ち上げるのも一苦労。


玄関にたどり着いたらお風呂へ直行して。

ラスカル(洗濯機)回しながら
湯船で気絶して鼻の穴まで水没する日々を過ごしております。

[2017/07/26 04:57] | ・チームらすからーず、ねぎの皮も剥きます | page top
おネギのお仕事のこと。 さとこの義父母お誕生会のこと。
チームらすからーずの季節労働先、白ネギ社、
夏季繁忙期に入りました。


これから9月まで
フレッシュなネギのしぶきを浴びて
規格外で廃棄の運命のおネギを救出しては、毎日食卓に登場させて。


からだの外から中から、おネギとスキンシップし放題。


顔を洗っても洗っても、毛穴がおネギなフレグランスですよ!


ネギのトロトロがこぼれて
床も作業台もズボンもびっしょびしょ。

『ねぎ美容液』とか作れたらいいのにィ


さとこ 「このトロトロ、顔に塗ったら美人になりますかね?」

会社の先輩 「…わたしは皮膚弱いから痒くなるけどね」


ダメじゃん。


ねぎぼうずが出ちゃって、
つんと尖がった先っぽは、ねぎぼか葉っぱかどっちかなと思っていると、
半日でこんなににょっきり。
一日でこんなに伸びる  ねぎぼ。 

ぷっくりなったものがいっぱいあって、なんと、収穫したうちの七割は廃棄なんですよ!

軽トラに何杯も


はー。勿体無い
はー。勿体無い

ねぎぼ可愛いのに。


ねぎぼ、お花屋さんで生け花用とかに出荷できないの?

ねぎぼのお花畑を作って観光地にするとか
種を採るとか
ネギ汁防犯スプレーとか、いいへん?


なんていろいろ妄想しながらお仕事シテマス。





さてさて。

さとこが嫁入りしているはてるまのおうちは、
ワイワイ賑やかなことが大好きです。

義妹の端井なんか、「毎日お祝いでもいいよーん」と言っているぞ。


3月、最終日曜日には、はてるま・端井『家族3・4月誕生グループ』の合同お誕生会が開催されました。

主役は、はてるま父母・とおるちゃんの妹(端井)、とおるちゃんの甥のお嫁ちゃん。


さとこも誘ってもらったけど、
外せない予定を先に入れてしまっていたので、
申し訳ないけど欠席です。


主役それぞれにケーキがあって、
これが義父母の。
  ↓
義父母お誕生日ケーキh29

ひゃーい。
おいしそうじゃないですか!


楽しかったみたいで、良かった良かった。





この二日後がはてるま父の受診日だったから
さとこと義父母3人で、二回目の前祝いをいたしました。


いつものケーキ屋さんにて。

お誕生日のケーキ

はてるま父母、ケーキ全く飽きないみたいで
イチゴのタルト、ワッフル、メロンのタルト、フルーツタルト食べた後、
お持ち帰りのケーキも買ってました。


そしていつもの回転寿司では。

義父、まぐろ七貫を完食!

まぐろ七貫盛り

義父食べっぷりよろし。 うなぎ

ほかにも、うなぎとか、サーモンとか、大好きなエビちゃんをパクパク。


義父、ガリガリになってるから
こんなに食みがいいと、はてるま母もうれしそうです。


義母は、おさかな自体の味はそんなに好きではなくて
えんがわ、だし巻き、つぶ貝。
あと、お肉とか天ぷらが載ったやつをチョイス。
エンガワ 天ぷらにおいなりさんに


みんないっぱいいただきましたー。


美味しくいただけるのは健康な証拠。

ふたりとも、いつまでも元気でいてくれますように。


[2017/05/18 23:32] | ・チームらすからーず、ねぎの皮も剥きます | page top
ネギんちゅさとこの ネギくさな師走。 
スポンサーサイトが出てますね。

びっくりです。


1か月もサボってはいないのですが、
下書きの日付でアップしちゃうからですよね。


心配してメールくださった方、ありがとうございます!


世間のみなさまと同じく、
さとこも、慌ただしい日々を過ごしております。


自治会や公民館の活動やら
里の母の白内障入院手術やら
はてるまの通院に買い出しに
ライブとその練習もあったりなんかして


「もー。さとこ、ウツなんだから、とおるちゃんとさとこの巣(アパートのこと)に居心地よく引きこもりさせてくれよ~」って、言いたいぐらい、
活動的な師走の日々。


ネギ社も冬季稼働中につき、さとこ、季節労働に従事しております。


お盆とお正月はお野菜が高騰するから、出荷時なのよね。


『季節労働者』っていう肩書が好き。
名刺作ろうかな。


夏場の工場は、気温35℃とかでのお仕事だったのが、
今日なんか3℃ですよ。

雪がちらついてます。


冬ネギにもいろんな品種があるようで、
今、出荷しているのは関羽という新品種。


みずみずしくて、葉っぱが簡単にパキパキ折れるから、
要注意です。


顔中がネギのしぶきと砂まみれで、
ゴーグルもすぐ曇っちゃって、
手さぐり状態です。

マスクしてても、口の中は砂でじゃりじゃり。


『産地の評価はあなたの荷から!!』をモットーに、
おネギをセンサーにかざして、エアーガンでブシュッ!なんてやってると、
だんだんトランス状態に陥りますね。


さとこなんかでもお仕事ができるってことが楽しくて、
平日は17時きっかりに終わるのですが、

難点といえば、帰宅ラッシュに重なってしまうこと。


渋滞のテールランプの赤がはるか彼方まで連なって
見るだけで恐怖で身が凍ります。


この時間の運転は
ポンコツなさとこには無理ですねー。


ぱにーニィが、とおるちゃんとさとこの巣に送り届けてくれるので、

玄関入ったら、お風呂へ直行。


ロッテのラミーチョコを一本食いしながらラスカリング(お洗濯)しつつ、

とおるちゃんのラミネート加工写真と一緒に、ゆっくりお風呂タイムでーす。

夫婦でお風呂ワイン

至福。


すべての毛穴に、みっしり砂が詰まってる気がするとですよ。

毛穴からこぼれた砂粒で、
巣中がざらざらですからね。


パソコンやケータイや、車のリモコン式のキー、
ダイジョブかな?って思いますの。


こんなして。
毎日軍手15枚

軍手8組を毎日洗っては干し。

すぐに泥でずっしり重たくなるから、
せっかく皮を剥いたおネギが再汚染しないように
しょっちゅう交換いたしますのよ。


こんなにたくさんの軍手をひとりで使うの、
一生で初めてだわさ。


ここんとこ雨続きでウツウツなので、
セロトニン不足のさとこは、お日さまの光に飢えています。


晴れの日ってだけで、贅沢に思える。


おネギも、泥の重さだけで折れちゃうような状態なので
おネギ日向ぼっこ。

少しでも泥が落ちるように


ぱにーニィも転がして虫干ししましょうね。

ねぎとぱにーニィを干す


あっ。
目の前の水たまりで、まんまるなスズメちゃんたちが水浴びしてますよ。

かわいーい。


さとこ、このお仕事、好きだなあ。
[2016/12/29 23:26] | ・チームらすからーず、ねぎの皮も剥きます | page top
お騒がせさとこ、お仕事、連続は二日間までが限度かと…。
8月の4日~6日に、初めて3日間連続でネギんちゅだったのですが、


二日目に、公民館活動でお世話になる自治会長さん夫妻から、「お魚あるから、お仕事前に取りにこれる?」と連絡をいただき、
ボッカちゃんをいただいたので、
外食せずに帰っておうちごはんです。


20時、お仕事終了。


とっぷりと日がくれた帰り道のヘッドライトと、追い越し車線をぶんぶん走る大型トラックの横風にやっつけられ、
帰宅時点で、さとこ、ボロ雑巾。


ボッカちゃんも箸をつけたけど、食べ終わった記憶無ーし!


ぱにーニィ 「やー。久々に寝食いを見たよ!
あなた、ゼンマイ仕掛けのオモチャみたいに、ひたすらワンのカレーばっかり食べてたよ!」


す、すんません。
全然覚えてにゃい…


そしてお休みだった8月7日。

三週間目にしてやっと寝放題できるぅ♡と思ったら、
里の母から電話。

「10時にイオンで待ち合わせなんだけど。あんた、おかずとりにきてくれる?」


イオンの日曜日の立体駐車場で身動きがとれず、
パニックになって泣いて帰った。


スリッパを跳ね飛ばして、玄関で抗不安剤のワイパックスとモーズン飲んだ直後から、夜まで爆睡。


ああ。
せっかくのお休みが、何もせずに終わっちまったよ…





そして…。
8月9日には最大のピンチが訪れたのでございます。


規格外のお葱を大量にいただいたので、
お裾分けする友人たちに連絡しなくちゃと考えていたら、さとこのスカスカな頭の中は、そんだけで容量オーバー。


帰りに回転寿司で晩ごはんして、冷や酒を若干嗜んで。

後は寝るだけだよーん。


ほろ酔いで帰って洗濯をしようとした時、一瞬で酔いが覚めたさとこ。


着替えた汗だくの服はどこだろう。


Tシャツと、
モンペと、
そして、ブラジャー。

ブラジャーは、ウィキペディアで検索すると、英語では brassiere。ケベック・フランス語ではbrassièreです。


それらは、きっと今頃、悪臭を放つすさまじい存在感で、ネギ工場の明るい電灯の下に鎮座しているに違いない。


さとこの血の気がひいた。


工場には、まだ二人の会社員さんが、出荷準備で残っているはず。

汗と泥とネギの皮にまみれたブラジャー(英: brassiere。ケベック・フランス語:brassière)を見て、腰を抜かしておられるんじゃなかろうか。


ぱにーニィ 「えーと。ワン等、明日は休みだから、取りにいかないとマズイよね。」

うん。
だって、明後日お仕事行って、もしも、ブラジャー(英: brassiere。ケベック・フランス語:brassière)がくっさいままで干してあったら、さとこ、生きていられません。


考える暇もなく、今帰った道を、再び引き返す。


40km×2往復。


当事者のさとこでさえヘトヘトなのに、巻き添えをくったぱにーニィは何と不運なことか。

酒気帯びのさとこに代わり、黙々と運転している。


わーん。
すんません。


気が遠くなるほど永遠と思われた道のりの果てに、工場に到着。


問題のブツは、さとこが突っ込んだ茶色のビニール袋ごと、使っていないカランにぶら下げてあった。


ひったくり持って叫ぶ。
「ありがとうございましたー!」


大した事件ではない体で、すたこらと走り去った。


…安堵。

いやいや、安堵ではないぞ。

明後日、どんな顔で出勤したらいいのかな。


てな調子で、どこまでもへっぽこな日々を送るさとこでございました。

[2016/08/16 00:23] | ・チームらすからーず、ねぎの皮も剥きます | page top
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